東京外国為替市場概況・8時 ドル円、弱含み

 14日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。8時時点では150.62円とニューヨーク市場の終値(150.80円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。昨日のNY市場で大きく上昇した後とあって、早朝のオセアニア市場ではやや利食い売りが先行。8時前に神田財務官から「最近の為替の動きはかなり急速」「災害対応と同じで24時間365日対応できる準備を整えている」など円安けん制発言が伝わると150.59円まで下落している。

 ユーロ円も弱含み。8時時点では161.30円とニューヨーク市場の終値(161.48円)と比べて18銭程度のユーロ安水準だった。神田財務官の発言を受けて円高が進むと一時161.26円まで値を下げた。なお、昨日のCME225先物は37685円と大阪取引所比で445円安で引けた。

 ユーロドルは8時時点では1.0709ドルとニューヨーク市場の終値(1.0709ドル)とほぼ同水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.59円 - 150.83円
ユーロドル:1.0708ドル - 1.0712ドル
ユーロ円:161.26円 - 161.53円


(越後)
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