東京外国為替市場概況・15時 ドル円、伸び悩み

 16日午後の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。15時時点では150.17円と12時時点(150.28円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。後場の日経平均株価が3万8800円台に乗せる動きを見せると一時150.37円と本日高値を付けた。もっとも、史上最高値が迫る中で再び売りに押されると、ドル円もつれて伸び悩んだ。

 ユーロ円も伸び悩み。15時時点では161.59円と12時時点(161.70円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。日経平均に連動する形で一時161.79円まで上げた後は上値が重くなった。

 ユーロドルは15時時点では1.0760ドルと12時時点(1.0760ドル)とほぼ同水準だった。ビルロワドガロー仏中銀総裁が「利下げは遅くなりすぎよりも徐々に行うことが望ましい」と発言したが、ユーロ相場への影響は見られなかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.83円 - 150.37円
ユーロドル:1.0758ドル - 1.0777ドル
ユーロ円:161.45円 - 161.79円


(越後)
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