ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、上値抑えられる

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が抑えられる。4時時点では149.92円と2時時点(150.19円)と比べて27銭程度のドル安水準。米長期金利の戻しも限られてきたことで、ドル円の買い戻しも150.20円台までになり、再び150円を割り込んだ。明日発表される1月の米PPIや2月のミシガン大期待インフレなどのインフレ指標の結果を見定めたいとの声も多く、徐々に取引が手控えられた。

 ユーロドルは小動き。4時時点では1.0767ドルと2時時点(1.0760ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。米金利の戻しも一服となったことで、ユーロドルは1.0760ドル台を中心の小動き。

 ユーロ円は買い一服。4時時点では161.42円と2時時点(161.60円)と比べて18銭程度のユーロ安水準。ドル円が150円を割り込んだことで、ユーロ円の買いも一服となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.57円 - 150.58円
ユーロドル:1.0725ドル - 1.0785ドル
ユーロ円:160.92円 - 161.65円


(松井)
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