ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、買い戻し

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い戻し。2時時点では150.19円と24時時点(149.90円)と比べて29銭程度のドル高水準。米小売売上高発表後には4.18%台まで低下していた米10年債利回りが、前日引け値水準の4.25%台まで戻すと、ドル円にも150.20円台まで買い戻しが入った。

 ユーロドルはじり安。2時時点では1.0760ドルと24時時点(1.0776ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準だった。24時過ぎに付けた1.0785ドルを高値に、米長期金利の上昇に連れて1.0755ドル近辺までじり安。
 
 ユーロ円は底堅い。2時時点では161.60円と24時時点(161.53円)と比べて7銭程度のユーロ高水準。ドル円の買い戻しにつれて161.65円まで日通し高値を更新。日経平均先物が堅調地合いを維持していることもクロス円の支えになっている。なお、米株はナスダック総合がマイナスに転じているが、ダウ平均は一時200ドル超上昇するなどまちまちな動き。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.57円 - 150.58円
ユーロドル:1.0725ドル - 1.0785ドル
ユーロ円:160.92円 - 161.65円


(松井)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。