ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、小高い

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小高い。24時時点では150.10円と22時時点(150.02円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。米長期金利が低下幅を縮めると円売り・ドル買いがじわりと強まった。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月30-31日分)や米エヌビディアの決算を控えて様子見ムードが広がる中、積極的な買いは手控えられた。

 ユーロドルはじり高。24時時点では1.0813ドルと22時時点(1.0803ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。24時前に一時1.0816ドル付近まで上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値1.0819ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。

 ユーロ円は底堅い。24時時点では162.33円と22時時点(162.09円)と比べて24銭程度のユーロ高水準。ドル円やユーロドルの上昇につれた買いが入ると一時162.40円と昨年11月28日以来の高値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.85円 - 150.19円
ユーロドル:1.0790ドル - 1.0819ドル
ユーロ円:161.95円 - 162.40円

(中村)
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