22日の主な要人発言(時間は日本時間)

22日13:31 植田日銀総裁
「基調的な物価上昇率は徐々に高まりつつある」
「基調的物価の上昇に合わせて、適切に金融政策を運営していく」
「輸入物価上昇起点の価格転嫁の影響は徐々に和らぎつつある」
「企業の賃金設定行動は従来より積極的な動きが見られている」
「為替はファンダメンタルズに沿って安定的に推移することが望ましい」
「雇用・賃金が増加するなか、物価も緩やかに上昇する好循環が強まっていく」
「デフレではなくインフレの状態にある」
「金利1%上昇で、日銀保有国債の評価損は40兆円程度発生する」

22日14:29 鈴木財務相
「為替市場の動向を高い緊張感持って注視」
「為替、一定のレベルを防衛ラインとして対応打つわけではない」
「政府の物価高対策と日銀の政策は矛盾するものではない」
「為替市場、ファンダメンタルズ反映し安定推移が重要」

22日20:05 トルコ中銀声明
「国内需要の減速が続いていることを示唆」
「インフレ期待が予測結果の範囲に収束するまで、現在の政策金利水準が維持されると判断」
「インフレ見通しの重大かつ持続的な悪化が予想される場合には、金融政策の姿勢が引き締められる」
「インフレと基調的インフレの指標が注意深く監視され、委員会は価格安定という主要目的に沿って、その処分可能なすべてのツールを断固として使用」

22日21:35 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(1月25日分)
「最新の経済活動とインフレの動向は、現在の金融政策スタンスと整合的」
「金融政策が機能していることに自信」
「ディスインフレ過程でさらなる進展が必要であることが確認」
「委員間で利下げについて議論するには時期尚早であるという幅広いコンセンサス」
「基調的インフレの指標がピークを過ぎた」
「金利を早期に引き下げるリスクの方が、遅く引き下げるリスクよりも大きい」

23日00:05 ジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)副議長
「インフレ改善に対応した過剰緩和を警告」
「利下げは今年後半が適切である可能性が高い」
「CPIはインフレが不安定になる可能性が高いことを示唆」
「1月CPIは期待外れ」
「2024年は成長と生産が鈍化すると予想」
「インフレの進展について慎重ながらも楽観的。データを総合的に検討する予定」
「FRBは警戒と機敏さを保つ必要」

※時間は日本時間


(中村)
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