NYマーケットダイジェスト・27日 株高安まちまち・ドル底堅い
(27日終値)
ドル・円相場:1ドル=150.51円(前営業日比▲0.19円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=163.22円(▲0.31円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0844ドル(▲0.0007ドル)
ダウ工業株30種平均:38972.41ドル(▲96.82ドル)
ナスダック総合株価指数:16035.30(△59.05)
10年物米国債利回り:4.30%(△0.02%)
WTI原油先物4月限:1バレル=78.87ドル(△1.29ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=2044.1ドル(△5.2ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
1月米耐久財受注 (前月比) ▲6.1% ▲0.3%・改
1月米耐久財受注・輸送用機器除く (前月比) ▲0.3% ▲0.1%・改
10-12月期米住宅価格指数 (前期比) 1.5% 2.1%
12月米住宅価格指数 (前月比) 0.1% 0.4%・改
12月米ケース・シラー住宅価格指数 (前年同月比) 6.1% 5.4%
2月米リッチモンド連銀製造業指数 ▲5 ▲15
2月米消費者信頼感指数 106.7 110.9・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反落。1月米耐久財受注額が予想を下回る結果だったことが分かると売りで反応し、一時150.08円と本日安値を付けた。ただ、節目の150円を前に反発すると、その後は米10年債利回りが上昇したことを手掛かりにショートカバーが優勢に。上下しながらも4時過ぎには150.58円付近まで持ち直した。
・ユーロドルは反落。欧州時間に1.0866ドルまで上昇したものの、22日高値の1.0888ドルがレジスタンスとして意識されるなど、依然として1.08ドル台後半は重かった。米長期金利の上昇も嫌気され、一時1.0833ドルと日通し安値を付けた。一方で、下値も限られるなど、1.08ドル台半ばを挟んで方向感を欠いた。
・ユーロ円は反落。ドル円の買い戻しにつれる形で163.38円付近まで値を上げたが、手掛かり材料に乏しい中で買いは続かなかった。
なお、南アフリカランド円は一時7.90円まで上昇。プラチナ価格が大きく上昇したことなどを受けて世界最大の産出量を誇る南アフリカの通貨ランドに買いが入った。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。昨日に続き高値警戒感から上値は重かった。米長期金利の上昇も買いを手控えさせる要因となり、指数は一時180ドル超下げる場面があった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指は3営業日ぶりに反発した。アルファベットやメタプラットフォームズの上昇が目立った。
・米国債券相場で長期ゾーンは続落。米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測が後退するなかで債券売りが強まった。NY午後に実施された7年債入札は無難な結果との見方から買い戻しが強まる場面があったが、一時的だった。
・原油先物相場は続伸。中東ガザの戦闘に関する懸念が継続。イスラム組織ハマスを支持するイエメンの親イラン武装組織フーシ派は、イスラエルがガザ侵略を中止するまで紅海における船舶の攻撃を続けると表明。中東原油の供給停滞が継続するとの見方が原油買いを後押しした。
・金先物相場は反発。米金利の低下が先行したことから、金利がつかない資産である金に対する投資妙味が相対的に回復。ただ、取引時間終盤には金利水準の持ち直しが重しとなり上昇幅を大きく縮小する場面もあった。
(越後)
ドル・円相場:1ドル=150.51円(前営業日比▲0.19円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=163.22円(▲0.31円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0844ドル(▲0.0007ドル)
ダウ工業株30種平均:38972.41ドル(▲96.82ドル)
ナスダック総合株価指数:16035.30(△59.05)
10年物米国債利回り:4.30%(△0.02%)
WTI原油先物4月限:1バレル=78.87ドル(△1.29ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=2044.1ドル(△5.2ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
1月米耐久財受注 (前月比) ▲6.1% ▲0.3%・改
1月米耐久財受注・輸送用機器除く (前月比) ▲0.3% ▲0.1%・改
10-12月期米住宅価格指数 (前期比) 1.5% 2.1%
12月米住宅価格指数 (前月比) 0.1% 0.4%・改
12月米ケース・シラー住宅価格指数 (前年同月比) 6.1% 5.4%
2月米リッチモンド連銀製造業指数 ▲5 ▲15
2月米消費者信頼感指数 106.7 110.9・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反落。1月米耐久財受注額が予想を下回る結果だったことが分かると売りで反応し、一時150.08円と本日安値を付けた。ただ、節目の150円を前に反発すると、その後は米10年債利回りが上昇したことを手掛かりにショートカバーが優勢に。上下しながらも4時過ぎには150.58円付近まで持ち直した。
・ユーロドルは反落。欧州時間に1.0866ドルまで上昇したものの、22日高値の1.0888ドルがレジスタンスとして意識されるなど、依然として1.08ドル台後半は重かった。米長期金利の上昇も嫌気され、一時1.0833ドルと日通し安値を付けた。一方で、下値も限られるなど、1.08ドル台半ばを挟んで方向感を欠いた。
・ユーロ円は反落。ドル円の買い戻しにつれる形で163.38円付近まで値を上げたが、手掛かり材料に乏しい中で買いは続かなかった。
なお、南アフリカランド円は一時7.90円まで上昇。プラチナ価格が大きく上昇したことなどを受けて世界最大の産出量を誇る南アフリカの通貨ランドに買いが入った。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。昨日に続き高値警戒感から上値は重かった。米長期金利の上昇も買いを手控えさせる要因となり、指数は一時180ドル超下げる場面があった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指は3営業日ぶりに反発した。アルファベットやメタプラットフォームズの上昇が目立った。
・米国債券相場で長期ゾーンは続落。米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測が後退するなかで債券売りが強まった。NY午後に実施された7年債入札は無難な結果との見方から買い戻しが強まる場面があったが、一時的だった。
・原油先物相場は続伸。中東ガザの戦闘に関する懸念が継続。イスラム組織ハマスを支持するイエメンの親イラン武装組織フーシ派は、イスラエルがガザ侵略を中止するまで紅海における船舶の攻撃を続けると表明。中東原油の供給停滞が継続するとの見方が原油買いを後押しした。
・金先物相場は反発。米金利の低下が先行したことから、金利がつかない資産である金に対する投資妙味が相対的に回復。ただ、取引時間終盤には金利水準の持ち直しが重しとなり上昇幅を大きく縮小する場面もあった。
(越後)