東京外国為替市場概況・17時 ドル円、下落幅を拡大

 29日午後の東京外国為替市場でドル円は下落幅を拡大。17時時点では149.67円と15時時点(149.90円)と比べて23銭程度のドル安水準だった。15時前の反発も150.11円付近に留まり、上値の重さを確認。再び下値を試す動きとなり、17時過ぎには149.62円まで日通し安値を更新した。15日安値149.57円を前に下げ止まるも戻りも限られた。

 ユーロ円は弱含み。17時時点では162.07円と15時時点(162.42円)と比べて35銭程度のユーロ安水準だった。東京昼前からの円高地合いが継続され、17時前には162.05円までユーロ売り円買いが進んだ。

 ユーロドルは方向感出ず。17時時点では1.0828ドルと15時時点(1.0835ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。1月仏消費者物価指数(CPI)が前月比・前年比ともに予想比上振れたことを受けてやや買われるも、1.0840ドル付近まで。一巡後はじり安となり、1.0826ドルまで下押しした。一巡後は切り返し、17時過ぎには1.0842ドルまで買い戻されている。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.62円 - 150.70円
ユーロドル:1.0826ドル - 1.0842ドル
ユーロ円:162.05円 - 163.33円


(小針)
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