ニューヨーク外国為替市場概況・28日 ドル円、反発
28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は150.69円と前営業日NY終値(150.51円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが低下したことを背景に150.53円付近まで小幅に下押ししたが、米金利が一転上昇すると買い戻しが強まり、1時前には150.85円と本日高値を更新した。一方、13日に付けた年初来高値150.89円がレジスタンスとして意識されたうえ、米金利が再び低下したため戻りも限定的。NY時間に限れば、値幅は32銭程度と狭かった。
なお、コリンズ米ボストン連銀総裁は「年後半に緩和政策を開始することが適切になる可能性が高い」などと述べたほか、ボスティック米アトランタ連銀総裁は「インフレに関してまだ対応が必要であり、勝利を宣言したわけではない」などと発言した。
ユーロドルは小幅に続落。終値は1.0838ドルと前営業日NY終値(1.0844ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。欧州序盤に1.0797ドルまで下落した後は独長期金利が一時上昇に転じたほか、独DAXが連日で史上最高値を更新したことを支えにショートカバーが強まる展開に。一時1.0846ドル付近まで持ち直し、本日高値の1.0847ドルに迫った。
なお、代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは急伸。対ドルでは一時6万3000ドル台まで急騰し、2021年11月以来の高値を付けた。一方、一巡後はまとまった利食い売りが持ち込まれ6万を割り込むなど荒い値動きとなった。
ユーロ円は反発。終値は163.33円と前営業日NY終値(163.22円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇やユーロドルの買い戻しにつれて一時163.41円と本日高値を付けるなど、NY市場は総じて底堅く推移した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.38円 - 150.85円
ユーロドル:1.0797ドル - 1.0847ドル
ユーロ円:162.76円 - 163.41円
(越後)
なお、コリンズ米ボストン連銀総裁は「年後半に緩和政策を開始することが適切になる可能性が高い」などと述べたほか、ボスティック米アトランタ連銀総裁は「インフレに関してまだ対応が必要であり、勝利を宣言したわけではない」などと発言した。
ユーロドルは小幅に続落。終値は1.0838ドルと前営業日NY終値(1.0844ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。欧州序盤に1.0797ドルまで下落した後は独長期金利が一時上昇に転じたほか、独DAXが連日で史上最高値を更新したことを支えにショートカバーが強まる展開に。一時1.0846ドル付近まで持ち直し、本日高値の1.0847ドルに迫った。
なお、代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは急伸。対ドルでは一時6万3000ドル台まで急騰し、2021年11月以来の高値を付けた。一方、一巡後はまとまった利食い売りが持ち込まれ6万を割り込むなど荒い値動きとなった。
ユーロ円は反発。終値は163.33円と前営業日NY終値(163.22円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇やユーロドルの買い戻しにつれて一時163.41円と本日高値を付けるなど、NY市場は総じて底堅く推移した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.38円 - 150.85円
ユーロドル:1.0797ドル - 1.0847ドル
ユーロ円:162.76円 - 163.41円
(越後)