ニューヨーク外国為替市場概況・27日 ドル円、反落
27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反落。終値は150.51円と前営業日NY終値(150.70円)と比べて19銭程度のドル安水準だった。1月米耐久財受注額が予想を下回る結果だったことが分かると売りで反応し、一時150.08円と本日安値を付けた。ただ、節目の150円を前に反発すると、その後は米10年債利回りが上昇したことを手掛かりにショートカバーが優勢に。上下しながらも4時過ぎには150.58円付近まで持ち直した。
ユーロドルは反落。終値は1.0844ドルと前営業日NY終値(1.0851ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。欧州時間に1.0866ドルまで上昇したものの、22日高値の1.0888ドルがレジスタンスとして意識されるなど、依然として1.08ドル台後半は重かった。米長期金利の上昇も嫌気され、一時1.0833ドルと日通し安値を付けた。一方で、下値も限られるなど、1.08ドル台半ばを挟んで方向感を欠いた。
ユーロ円は反落。終値は163.22円と前営業日NY終値(163.53円)と比べて31銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の買い戻しにつれる形で163.38円付近まで値を上げたが、手掛かり材料に乏しい中で買いは続かなかった。
なお、南アフリカランド円は一時7.90円まで上昇。プラチナ価格が大きく上昇したことなどを受けて世界最大の産出量を誇る南アフリカの通貨ランドに買いが入った。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.08円 - 150.71円
ユーロドル:1.0833ドル - 1.0866ドル
ユーロ円:162.89円 - 163.53円
(越後)
ユーロドルは反落。終値は1.0844ドルと前営業日NY終値(1.0851ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。欧州時間に1.0866ドルまで上昇したものの、22日高値の1.0888ドルがレジスタンスとして意識されるなど、依然として1.08ドル台後半は重かった。米長期金利の上昇も嫌気され、一時1.0833ドルと日通し安値を付けた。一方で、下値も限られるなど、1.08ドル台半ばを挟んで方向感を欠いた。
ユーロ円は反落。終値は163.22円と前営業日NY終値(163.53円)と比べて31銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の買い戻しにつれる形で163.38円付近まで値を上げたが、手掛かり材料に乏しい中で買いは続かなかった。
なお、南アフリカランド円は一時7.90円まで上昇。プラチナ価格が大きく上昇したことなどを受けて世界最大の産出量を誇る南アフリカの通貨ランドに買いが入った。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.08円 - 150.71円
ユーロドル:1.0833ドル - 1.0866ドル
ユーロ円:162.89円 - 163.53円
(越後)