ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下値堅い

 27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。24時時点では150.36円と22時時点(150.22円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。1月米耐久財受注額が予想を下回る結果だったことに売りで反応し、一時150.08円と本日安値を付けたが、すぐに反発。米10年債利回りが4.30%台まで上昇したこともショートカバーを誘い150.40円台まで切り返している。
 なお、24時に発表された2月米リッチモンド連銀製造業指数は予想を上回った半面、2月米消費者信頼感指数は予想より弱いなど、強弱入り混じる内容だった。

 ユーロドルは弱含み。24時時点では1.0840ドルと22時時点(1.0857ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇に伴ってドル買い圧力が高まると、日通し安値となる1.0836ドルまで下押しした。

 ユーロ円は24時時点では162.98円と22時時点(163.09円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。ドル相場となったためユーロ円自体は163円台前半を中心にもみ合いとなった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:150.08円 - 150.71円
ユーロドル:1.0836ドル - 1.0866ドル
ユーロ円:162.89円 - 163.53円


(越後)
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