欧州マーケットダイジェスト・4日 株安・ポンド高・ユーロ高
(4日終値:5日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=150.52円(4日15時時点比△0.22円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=163.43円(△0.44円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0858ドル(△0.0014ドル)
FTSE100種総合株価指数:7640.33(前営業日比▲42.17)
ドイツ株式指数(DAX):17716.17(▲18.90)
10年物英国債利回り:4.117%(△0.003%)
10年物独国債利回り:2.392%(▲0.022%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
2月スイス消費者物価指数(CPI)
前月比 0.6% 0.2%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。日本時間夕刻に一時150.18円付近まで下押ししたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.23%台まで上昇したことなどが円売り・ドル買いを促し、22時30分前に一時150.57円と日通し高値を更新した。
ただ、1日の高値150.72円や2月13日に付けた年初来高値150.89円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。
・ユーロドルは持ち直した。日本時間夕刻に一時1.0838ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に強含んだ。ユーロ豪ドルやユーロNZドルなど一部ユーロクロスの上昇につれた買いが入り、1時過ぎには1.0867ドルと日通し高値を更新した。
なお、ユーロ豪ドルは一時1.6677豪ドル、ユーロNZドルは1.7818NZドル、ユーロカナダドルは1.4747カナダドル、ユーロスイスフランは0.9622スイスフランまで上昇した。
・ポンドは6日に予定されている春季財政報告(春の予算編成方針)発表を前に全面高の展開となった。ポンドドルは一時本日高値となる1.2706ドル、ポンド円は191.19円まで値を上げたほか、ユーロポンドは0.8550ポンドまでユーロ安・ポンド高に振れた。
・ユーロ円は堅調。17時30分過ぎに一時162.78円付近まで売られる場面もあったが、オセアニア時間に付けた日通し安値162.50円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。NY市場に入ると、全般ユーロ買いが進んだ流れに沿って一時163.52円と日通し高値を更新した。
・ロンドン株式相場は3日ぶりに反落。6日の予算案発表を前に積極的な買いが手控えられる中、BPやシェルなどエネルギー株に売りが出て指数を押し下げた。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が値下がりしたことも相場の重し。
・フランクフルト株式相場は9日ぶりに小反落。連日で史上最高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りが出た。個別ではフレゼニウス(4.22%安)やダイムラー・トラック・ホールディング(4.01%安)、ザランド(3.33%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は英国債が下落した一方、独国債が上昇した。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=150.52円(4日15時時点比△0.22円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=163.43円(△0.44円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0858ドル(△0.0014ドル)
FTSE100種総合株価指数:7640.33(前営業日比▲42.17)
ドイツ株式指数(DAX):17716.17(▲18.90)
10年物英国債利回り:4.117%(△0.003%)
10年物独国債利回り:2.392%(▲0.022%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
2月スイス消費者物価指数(CPI)
前月比 0.6% 0.2%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。日本時間夕刻に一時150.18円付近まで下押ししたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.23%台まで上昇したことなどが円売り・ドル買いを促し、22時30分前に一時150.57円と日通し高値を更新した。
ただ、1日の高値150.72円や2月13日に付けた年初来高値150.89円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。
・ユーロドルは持ち直した。日本時間夕刻に一時1.0838ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に強含んだ。ユーロ豪ドルやユーロNZドルなど一部ユーロクロスの上昇につれた買いが入り、1時過ぎには1.0867ドルと日通し高値を更新した。
なお、ユーロ豪ドルは一時1.6677豪ドル、ユーロNZドルは1.7818NZドル、ユーロカナダドルは1.4747カナダドル、ユーロスイスフランは0.9622スイスフランまで上昇した。
・ポンドは6日に予定されている春季財政報告(春の予算編成方針)発表を前に全面高の展開となった。ポンドドルは一時本日高値となる1.2706ドル、ポンド円は191.19円まで値を上げたほか、ユーロポンドは0.8550ポンドまでユーロ安・ポンド高に振れた。
・ユーロ円は堅調。17時30分過ぎに一時162.78円付近まで売られる場面もあったが、オセアニア時間に付けた日通し安値162.50円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。NY市場に入ると、全般ユーロ買いが進んだ流れに沿って一時163.52円と日通し高値を更新した。
・ロンドン株式相場は3日ぶりに反落。6日の予算案発表を前に積極的な買いが手控えられる中、BPやシェルなどエネルギー株に売りが出て指数を押し下げた。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が値下がりしたことも相場の重し。
・フランクフルト株式相場は9日ぶりに小反落。連日で史上最高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りが出た。個別ではフレゼニウス(4.22%安)やダイムラー・トラック・ホールディング(4.01%安)、ザランド(3.33%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は英国債が下落した一方、独国債が上昇した。
(中村)