ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、弱含み
6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。24時時点では149.41円と22時時点(149.63円)と比べて22銭程度のドル安水準だった。2月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数が14.0万人増と予想の15.0万人増を下回ると全般ドル売りが先行。23時30分前に一時149.27円と日通し安値を更新した。
なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は本日、米下院金融サービス委員会で金融政策や経済情勢に関する半期に一度の議会証言に臨む。事前に公表された原稿では「利下げにはインフレに関するさらなる確信が必要」との見解を示し、当面はデータを見極める従来通りの姿勢を強調。一方、「年内のいずれかの時点で利下げが適切になる可能性が高い」との見解も示した。
ユーロドルは強含み。24時時点では1.0884ドルと22時時点(1.0868ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。米雇用指標の下振れをきっかけに米長期金利が低下するとユーロ買い・ドル売りが進行。24時前に一時1.0889ドルと日通し高値を付けた。
ユーロ円はもみ合い。24時時点では162.64円と22時時点(162.63円)と比べて1銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.27円 - 150.08円
ユーロドル:1.0842ドル - 1.0889ドル
ユーロ円:162.22円 - 162.93円
(中村)
なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は本日、米下院金融サービス委員会で金融政策や経済情勢に関する半期に一度の議会証言に臨む。事前に公表された原稿では「利下げにはインフレに関するさらなる確信が必要」との見解を示し、当面はデータを見極める従来通りの姿勢を強調。一方、「年内のいずれかの時点で利下げが適切になる可能性が高い」との見解も示した。
ユーロドルは強含み。24時時点では1.0884ドルと22時時点(1.0868ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。米雇用指標の下振れをきっかけに米長期金利が低下するとユーロ買い・ドル売りが進行。24時前に一時1.0889ドルと日通し高値を付けた。
ユーロ円はもみ合い。24時時点では162.64円と22時時点(162.63円)と比べて1銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.27円 - 150.08円
ユーロドル:1.0842ドル - 1.0889ドル
ユーロ円:162.22円 - 162.93円
(中村)