東京外国為替市場概況・12時 ドル円、じり高

 14日の東京外国為替市場でドル円はじり高。12時時点では147.90円とニューヨーク市場の終値(147.76円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。10時過ぎつけた147.53円を下値に147.93円まで上値を広げた。一時300円近く下落した日経平均株価が60円安程まで下落幅を縮小したことが支えとなった。

 ユーロ円は底堅い。12時時点では161.85円とニューヨーク市場の終値(161.77円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下げ渋りにクロス円は総じて連動。ユーロ円は161.56円を目先の底に161.88円まで水準を切り上げた。ポンド円は189.25円、豪ドル円は97.92円、カナダドル円は109.80円まで上昇。NZドル円は先週末8日以来の高値91.20円をつけた。

 ユーロドルは小安い。12時時点では1.0944ドルとニューヨーク市場の終値(1.0948ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル高もあって1.0943ドルまでじり安も、値幅は限られている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.53円 - 147.93円
ユーロドル:1.0943ドル - 1.0955ドル
ユーロ円:161.56円 - 161.88円

(関口)
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