東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上値が重い

 14日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。10時時点では147.59円とニューヨーク市場の終値(147.76円)と比べて17銭程度のドル安水準だった。日経平均株価が軟調に始まり、本邦債券市場が半落して始まったことなどでドル円は147.54円まで下押しし上値が重かった。もっとも、仲値にかけて本邦実需勢などの買いも散見されたことで、売りの勢いも弱まった。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0949ドルとニューヨーク市場の終値(1.0948ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドル売りが支えとなっているが、レンジは限られ小動き。

 ユーロ円は小幅安。10時時点では161.59円とニューヨーク市場の終値(161.77円)と比べて18銭程度のユーロ安水準だった。株安によるドル円の下げに連れて161.57円まで売られた。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.54円 - 147.76円
ユーロドル:1.0946ドル - 1.0955ドル
ユーロ円:161.57円 - 161.82円


(松井)
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