今日の株式見通し=堅調か ダウ平均とS&P500が史上最高値を更新

 東京市場は堅調か。米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が上昇し、ナスダックが下落。ダウ平均は47ドル高の39807ドルで取引を終えた。三連休前で動意は乏しかったものの、ダウ平均とS&P500は終盤に強含んで史上最高値を更新。一方、テスラやアップルなどグロース株には売られるものも散見され、ナスダックは小幅に下落した。ドル円は足元151円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて130円高の40360円、ドル建てが170円高の40400円で取引を終えた。

 米国株は月内最終日を大きな波乱なく通過し、ドル円は落ち着いている。CME225先物も上昇スタートを示唆しており、日本株は前日大幅安の反動で買いが優勢となるだろう。ただ、今週の日経平均は値動きが不安定となっており、きょうは月内最終日。米国ではあす注目指標の発表があり、三連休明けの米国株の動向を見極めたい局面でもある。40000円割れはひとまず回避できそうで、直近で大きく売られた銘柄には見直し買いが入るとみるものの、リバウンドの域を出ず、買い一巡後は様子見姿勢が強まると予想する。日経平均の予想レンジは40050円-40550円。
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