東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小幅高

 3日の東京外国為替市場でドル円は小幅高。15時時点では151.59円と12時時点(151.58円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.35%台に乗せ、日経平均株価が下げ幅を縮小した局面では151.61円前後まで強含みに推移したものの、上値は限定的だった。

 ユーロ円は小幅高。15時時点では163.34円と12時時点(163.31円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。後場の日経平均株価が下げ幅を縮小したことで、一時163.38円まで上値を伸ばした。
 
 ユーロドルは小幅高。15時時点では1.0775ドルと12時時点(1.0774ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。一時1.0779ドルまで強含む局面があったものの、米10年債利回りが4.35%台に乗せたことで上値は限定的だった。
 ホルツマン・オーストリア中銀総裁は「6月欧州中央銀行(ECB)理事会での利下げ開始には反対ではないが、もう少しデータを確認したい」と述べた。

 オセアニア通貨は反発した。豪ドル/ドルは0.6525ドル、豪ドル円は98.90円、NZドル/ドルは0.5978ドル、NZドル円は90.60円まで、それぞれ値を上げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.44円 - 151.64円
ユーロドル:1.0766ドル - 1.0779ドル
ユーロ円:163.07円 - 163.38円



(山下)
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