東京マーケットダイジェスト・10日 NZドル高・株安

(10日15時時点)
ドル円:1ドル=151.81円(前営業日NY終値比△0.05円)
ユーロ円:1ユーロ=164.74円(▲0.06円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0852ドル(▲0.0005ドル)
日経平均株価:39581.81円(前営業日比▲191.32円)
東証株価指数(TOPIX):2742.79(▲11.90)
債券先物6月物:145.12円(▲0.13円)
新発10年物国債利回り:0.795%(△0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.10900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)     <発表値>     <前回発表値>
3月企業物価指数
前月比             0.2%        0.2%
前年同月比           0.8%       0.7%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。朝方に151.68円まで下押ししたものの売り材料に乏しく、午後には151.82円までややショートカバーが入るなど方向感がなかった。3月米消費者物価指数(CPI)の発表を今晩に控えていることもあり、全般様子見ムードが広がっているようだ。

・ユーロ円は小動き。日経平均株価の下落に対する反応は鈍く、総じて164.75円を挟んだ値動きとなった。
 なお、NZドル円は強含み。NZ準備銀行(RBNZ)は予想通り政策金利を5.50%で据え置くことを発表。足元の経済成長の弱さから一部市場では利下げの声も出ていたが、声明では「全体としてリスクのバランスは2月の声明以来ほとんど変わっていないということで委員は同意」との見解が示されたことを受けて一時92.26円まで上昇した。

・ユーロドルはこう着。米インフレ指標をNY時間に控えているとあって東京市場では目立った動意は見られず1.08ドル台半ばで推移している。

・日経平均株価は3営業日ぶりに反落。中東情勢を巡る地政学リスクが嫌気され、序盤から売りが先行。昨日までの2日間で700円以上上昇していたこともあり利食い売りも出やすく、後場には一時260円超下落した。

・債券先物相場は。前日の一部報道を受けて日銀の追加利上げ観測が再び広がり、一時145.09円まで下落する場面があった。


(越後)
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