東京マーケットダイジェスト・28日 NZドル安・株小幅安

(28日15時時点)
ドル円:1ドル=150.60円(前営業日NY終値比△0.09円)
ユーロ円:1ユーロ=163.04円(▲0.18円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0826ドル(▲0.0018ドル)
日経平均株価:39208.03円(前営業日比▲31.49円)
東証株価指数(TOPIX):2674.95(▲3.51)
債券先物3月物:146.41円(▲0.06円)
新発10年物国債利回り:0.695%(△0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.027%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)           <発表値>  <前回発表値>
12月景気動向指数改定値 
一致指数                  115.9     116.2
先行指数                  110.2     110.0

※改は改定値を表す。▲はマイナス。


(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。仲値公示にかけて、一時150.38円まで下落。後場に入り日経平均が一時プラス圏に浮上したことなどを支えに150.64円まで切り返したが、前日高値150.71円を前に伸び悩んだ。

・NZドル円は下落。ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は市場予想通りに政策金利の据え置きを決定したが、今年のオフィシャルキャッシュレート(OCR)の予想を小幅に引き下げたことなどからNZ金利が急低下すると、NZドル円は91.84円まで下落して16日以来の安値を付けた。

・ユーロドルは小安い。手掛かり材料に乏しい中でじり安で推移すると、15時前に1.0826ドルまで値を下げた。

・ユーロ円は様子見。ユーロドルの弱含みに連れて一時162.98円まで下落するも、売り一巡後はドル円の影響をより強く受けて163.20円付近まで切り返すなど、方向感が定まらなかった。

・日経平均株価は小幅安。前日まで3日連続で史上最高値を更新した反動もあり、利益確定売りが優勢となった。もっとも、一時的ながらプラス圏を回復する場面もあり、一方的な下げとはならなかった。

・債券先物相場は反落。昨日の米国債券相場が下落した影響を受け、午前に143円33銭まで下落。ただ、売りの勢いが一服すると下げ幅をやや縮小した。

(川畑)
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