東京マーケットダイジェスト・15日 ドル円、高値更新

(15日15時時点)
ドル円:1ドル=153.83円(前営業日NY終値比△0.60円)
ユーロ円:1ユーロ=163.93円(△0.80円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0657ドル(△0.0014ドル)
日経平均株価:39232.80円(前営業日比▲290.75円)
東証株価指数(TOPIX):2753.2(▲6.44)
債券先物6月物:144.41円(△0.06円)
新発10年物国債利回り:0.855%(▲0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.10900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)       <発表値>   <前回発表値>
2月機械受注(船舶・電力除く民需)
前月比                7.7%    ▲1.7%
前年同月比             ▲1.8%    ▲10.9%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。


(各市場の動き)
・ドル円は高値更新。前週末にイランが報復攻撃としてイスラエルにミサイルを発射したことで地政学リスクが高まり、早朝取引には一時152.98円まで下落。ただ、イスラエルの反撃がなかったこともあり、その後は時間外のダウ平均先物の上昇をながめて切り返し。日経平均の下げ幅縮小や時間外の米10年債利回りの上昇もあり、153.87円まで上昇して1990年6月以来の高値を記録した。

・ユーロドルは小高い。朝方は1.0640ドルを挟んだもみ合いが続いたが、その後はユーロ円の上昇に連れて1.0659ドルまで小幅に値を上げた。

・ユーロ円は切り返し。中東情勢の悪化懸念を背景に162.71円まで下落したが、ドル円の上昇に連れる形で163.98円まで値を上げた。

・日経平均株価は下げ渋り。前週末の中東情勢悪化懸念を背景に売り先行で始まると、下げ幅は700円超となる場面が見られたが、売り一巡後は徐々に下げ幅を縮小する動きとなった。

・債券先物相場は伸び悩み。中東の地政学的リスクの高まりを背景に債券買いが優勢となり、一時144円59銭まで上昇したが、時間外の米長期金利が上昇したことが重しとなって上げ幅を縮小した。

(川畑)
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