ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、下げ渋り
17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。4時時点では154.35円と2時時点(154.27円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。米金利の頭打ちや円買い介入への警戒感を重しとした下値を探る動きは154.16円まで小幅に下値を広げたところで一巡。154円前半で推移した。3時発表の米地区連銀系勢報告(ベージュブック)では「米経済活動は全てを考慮した結果、若干拡大した」「短期的なインフレ上振れリスクを認識」などの見解が述べられた。
ユーロドルはじり高の流れ継続。4時時点では1.0670ドルと2時時点(1.0649ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。米金利低下局面で進んだユーロ買い・ドル売りの地合いが続いた。やや下押す場面を挟みつつ、1.0680ドルまで小幅に上値を伸ばした。米ベージュブックで景気が若干ながら拡大したことや、短期的なインフレの上振れリスクに言及していた一方、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は「欧州の経済成長は米国に比べて緩慢」などと述べたが、ユーロドルにとって特段の重しにならなかった。
ユーロ円は小高い。4時時点では164.68円と2時時点(164.29円)と比べて39銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とユーロドルの動きに挟まれた状態のなか、2時までの段階でややドル円の下落に引っ張られた動きに対する揺り戻しのような動きとなり、ユーロドルのじり高の流れに連れて164.81円まで小幅に本日高値を更新した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.16円 - 154.73円
ユーロドル:1.0606ドル - 1.0680ドル
ユーロ円:163.93円 - 164.81円
(関口)
ユーロドルはじり高の流れ継続。4時時点では1.0670ドルと2時時点(1.0649ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。米金利低下局面で進んだユーロ買い・ドル売りの地合いが続いた。やや下押す場面を挟みつつ、1.0680ドルまで小幅に上値を伸ばした。米ベージュブックで景気が若干ながら拡大したことや、短期的なインフレの上振れリスクに言及していた一方、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は「欧州の経済成長は米国に比べて緩慢」などと述べたが、ユーロドルにとって特段の重しにならなかった。
ユーロ円は小高い。4時時点では164.68円と2時時点(164.29円)と比べて39銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とユーロドルの動きに挟まれた状態のなか、2時までの段階でややドル円の下落に引っ張られた動きに対する揺り戻しのような動きとなり、ユーロドルのじり高の流れに連れて164.81円まで小幅に本日高値を更新した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.16円 - 154.73円
ユーロドル:1.0606ドル - 1.0680ドル
ユーロ円:163.93円 - 164.81円
(関口)