ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、神経質な動き

 29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は神経質な動き。4時時点では155.81円と2時時点(155.84円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。3時前に156.10円台まで値を戻すも、同水準で伸び悩むと155.60円前後まで急落。ただ、売りの勢いが一服すると156円台を回復するなど、荒い動きが続いた。

 ユーロ円も神経質な動き。4時時点では167.07円と2時時点(167.11円)と比べて4銭程度のユーロ安水準。167.40円台で伸び悩む中、166.80円台まで下落後に167.30円台まで切り返すなど、ドル円の影響を強く受けた。なお、オランダ中銀のクノット総裁は「利下げ開始時期については6月が現実的だ」「6月会合以降の金融政策の見通しを語るのは時期尚早」などと発言した。

 ユーロドルは様子見。4時時点では1.0724ドルと2時時点(1.0725ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。1.0730ドル前後まで上昇するも、本日高値を前に伸び悩み。もっとも、下押しは1.0710ドル台に限られ、方向感が定まらなかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.54円 - 160.17円
ユーロドル:1.0687ドル - 1.0734ドル
ユーロ円:165.66円 - 171.56円


(川畑)
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