ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円 小動き

 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小動き。4時時点では156.43円と2時時点(156.48円)と比べて5銭程度のドル安水準。米10年債利回りが再び本日安値圏となる4.44%台に低下し上値の重い動きとなるも、明日の米消費者物価指数(CPI)待ちムードが強まり、156円半ばの狭いレンジ内で動きが鈍い。米4月CPIは総合・コアともに前月から伸びがやや減速すると予想されているが、米国のインフレ率は年初から予想を上回る数字が続き、市場に利下げ見通しの大幅な修正を引き起こし注目度が高い。

 ユーロドルはもみ合い。4時時点では1.0820ドルと2時時点(1.0817ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準。米長期金利が本日の低水準で推移し、ユーロドルは下値の堅い動き。ただ、明日の米CPIを見極めたいムードも強く、上値を試す動きにはならず高値圏の1.0820ドル近辺でこう着。

 ユーロ円は4時時点では169.26円と2時時点(169.26円)とほぼ同水準。169.36円を頭に169円前半の狭いレンジ内での上下に始終した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.14円 - 156.74円
ユーロドル:1.0768ドル - 1.0826ドル
ユーロ円:168.47円 - 169.36円


(金)
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