ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、小じっかり

 23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小じっかり。2時時点では157.05円と24時時点(156.99円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。米長期金利の上昇は一服したが、水準自体は高いままであることからドルの下値は固いまま。157円割れでは下げ渋る動きが続いた。

 ユーロドルは弱含み。2時時点では1.0818ドルと24時時点(1.0824ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の高止まりを受けて戻りは1.0831ドル付近までと限られた。2時前には1.0820ドルを下回り、欧州前半につけた日通し安値1.0812ドルに迫っている。

 ユーロ円は伸び悩み。2時時点では169.90円と24時時点(169.93円)と比べて3銭程度のユーロ安水準。24時過ぎに170.10円台まで持ち直すも、一巡後は再び大台を割り込んだ。2時過ぎには169.85円付近まで上値を切り下げた。ドル円の動きが鈍るなか、ユーロドルの弱さに影響された。ダウ平均が380ドル超安まで下げ幅を広げたことも重しとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.53円 - 157.20円
ユーロドル:1.0812ドル - 1.0861ドル
ユーロ円:169.29円 - 170.32円


(小針)
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