ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、小じっかり

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小じっかり。4時時点では156.21円と2時時点(156.12円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。目立った動きはなかったものの、米金利低下が一服したことでドルの底堅さは維持された。一時156.25円までじり高となった。

 ユーロ円は小高い。4時時点では169.52円と2時時点(169.45円)と比べて7銭程度のユーロ高水準。169.59円を戻りの高値に下押し幅も169.50円割れまでと限られた。
 なお、ランド円は24時前に8.66円と2022年6月以来の高値をつけ、その後の下押しも限定的。南アフリカでは1週間後に総選挙が行われる。与党アフリカ民族会議(ANC)への支持が回復してきたことで、当初懸念されたほど政局は混乱しないとの見方が広がりつつあるもよう。

 ユーロドルはもみ合い続く。4時時点では1.0852ドルと2時時点(1.0854ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。1.0850ドルを挟み上下する展開が続いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.85円-156.55円
ユーロドル:1.0843ドル-1.0875ドル
ユーロ円:169.22円-169.94円


(小針)
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