東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

 3日の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では157.41円と12時時点(157.23円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。日米株価指数の堅調な動きを眺めながらリスクオンの円売りが優勢となった。先週末の高値157.37円を上抜けし、一時157.47円まで上昇した。
 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁の「政策金利は当面の間、現状の水準で維持されるべき」(FT紙)との発言が伝えられた。

 ユーロドルはもみ合い。15時時点では1.0852ドルと12時時点(1.0854ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。材料難で動きづらい展開の中、1.08ドル半ばでのこう着相場が続いた。

 ユーロ円は強含み。15時時点では170.82円と12時時点(170.66円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて、一時170.89円まで上値を伸ばした。

 ポンド円は200.65円、NZドル円は96.81円まで高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.00円 - 157.47円
ユーロドル:1.0844ドル - 1.0859ドル
ユーロ円:170.43円 - 170.89円


(山下)
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