東京マーケットダイジェスト・4日 円一転上昇・株下げ渋り

(4日15時時点)
ドル円:1ドル=156.20円(前営業日NY終値比△0.12円)
ユーロ円:1ユーロ=170.30円(△0.11円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0902ドル(▲0.0002ドル)
日経平均株価:38837.46円(前営業日比▲85.57円)
東証株価指数(TOPIX):2787.48(▲10.59)
債券先物6月物:143.51円(△0.35円)
新発10年物国債利回り:1.030%(▲0.030%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.12900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
      <発表値>     <前回発表値>
5月マネタリーベース
前年同月比   0.9%      2.1%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。朝方から155.99円まで下げたものの、本邦実需勢の買いが観測されると、時間外の米10年債利回りが上昇したこともあり156.49円まで反発した。ただ、昨日と同様に東京市場後半から円買いが強まると、15時過ぎには昨日安値の155.95円を下抜けて155.81円まで下げ足を速めた。

・ユーロ円は一転下落。東京序盤は底堅く一時170.73円まで上昇する場面があったが、後半に入ると一転して売りが優勢に。一時169.87円まで売り込まれた。また、ポンド円は199.43円、豪ドル円は103.88円、NZドル円は96.32円まで下げるなどクロス円は総崩れとなった。

・ユーロドルはもみ合い。昨日の地合いを引き継いで一時1.0916ドルまで買われたが、円絡みの取引が中心となったため上値は限られた。

・日経平均株価は3営業日ぶりに反落。序盤は利益確定売りが優勢となり、指数は一時330円超下落した。もっとも、円金利が低下すると次第に押し目買いが入る形で下げ幅を縮めた。

・債券先物相場は続伸。10年債入札が好調な結果だったことを受けて買いが優勢となり、取引終了前には一時143.51円まで上げ幅を広げた。


(越後)
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