東京外国為替市場概況・10時 ドル円 売り優勢

 6日の東京外国為替市場でドル円は売りが優勢。10時時点では155.64円とニューヨーク市場の終値(156.11円)と比べて47銭程度のドル安水準だった。昨日は買い戻しが進んだが、この動きも一段落し、東京市場では売りが先行。10時過ぎには155.55円まで下押した。

 ユーロ円はじり安。10時時点では169.37円とニューヨーク市場の終値(169.68円)と比べて31銭程度のユーロ安水準だった。日経平均は大幅反発したが、リスクオンの円売りは限られ、ドル円の下げにつられ169.30円まで弱含んだ。

 ユーロドルは底堅い。10時時点では1.0882ドルとニューヨーク市場の終値(1.0869ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円のドル売りも支えに1.0884ドルまで小幅高となったが、今晩に欧州中央銀行(ECB)理事会を控え値動きは限定的。今回の会合では政策金利の0.25%引き下げが見込まれている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.55円 - 156.11円
ユーロドル:1.0869ドル - 1.0884ドル
ユーロ円:169.30円 - 169.71円


(金)
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