東京外国為替市場概況・17時 ドル円 底堅い

 10日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。17時時点では157.00円と15時時点(157.06円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。13時前につけた157.20円を頭に伸び悩み、16時過ぎに156.93円近辺まで押し戻される場面もあったが、時間外の米10年債利回りが4.46%台まで上げ幅を拡大した動きも支えに157円前後で下値の堅い動き。

 ユーロドルは下げ渋る。17時時点では1.0764ドルと15時時点(1.0752ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。1.0748ドルを安値に下げ渋るも買い戻しは1.0760ドル台にとどめ戻りは限られている。欧州の政治リスクを背景としたユーロ売りは小休止し、ユーロ豪ドルは1.6301豪ドル、ユーロNZドルは1.7591NZドル、ユーロ加ドルは1.4790加ドル、ユーロポンドは0.8453ポンドを安値に売りが一服した。
 
 ユーロ円は17時時点では169.00円と15時時点(168.88円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。ユーロにやや買い戻しが入っている動きが支えとなるも、ドル円の上昇が一服したこともあり、169円を挟んで小幅の上下にとどまった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.52円 - 157.20円
ユーロドル:1.0748ドル - 1.0809ドル
ユーロ円:168.71円 - 169.35円

(金)
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