東京外国為替市場概況・12時 ドル円、底堅い

 11日の東京外国為替市場でドル円は底堅い。12時時点では157.28円とニューヨーク市場の終値(157.04円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。東京仲値後の下押しは157.13円付近までに留め、157円前半でじり高となった。12時過ぎには157.33円まで強含んでいる。

 弱い中国・香港株を眺めながら豪ドルは弱含み、対ドルでは0.6591ドルまで下押しした。豪ドル円が一時103.64円まで売られ、ユーロ豪ドルも1.62豪ドル後半から1.6336豪ドルまで豪ドル安に傾いた。

 ユーロ円はしっかり。12時時点では169.36円とニューヨーク市場の終値(169.06円)と比べて30銭程度のユーロ高水準だった。日経平均の上げ幅縮小にも反応鈍く、ドル円と同様に円売りの流れが継続。昨日高値169.35円を上回り、169.41円まで上げ幅を拡大した。

 ユーロドルは12時時点では1.0768ドルとニューヨーク市場の終値(1.0765ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。1.0760ドル台で動意の鈍さが続いた。
 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.96円 - 157.33円
ユーロドル:1.0760ドル - 1.0769ドル
ユーロ円:168.97円 - 169.41円


(小針)
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