東京外国為替市場概況・8時 ドル円、堅調

 13日の東京外国為替市場でドル円は堅調。8時時点では156.80円とニューヨーク市場の終値(156.72円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。NYの引けにかけて大きく戻した反動もあり156.59円まで下押しする場面もあったが、連日東京仲値の値決めにかけては円売りが優勢となる傾向が強いことで更に押し下げることはできなかった。下押しが終わると、徐々にドル買いが優勢となり、8時過ぎには156.85円まで上昇し堅調な動きになっている。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.0811ドルとニューヨーク市場の終値(1.0809ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。NY引け値に近い水準での限られた範囲での値動きとなっている。

 ユーロ円は底堅い。8時時点では169.51円とニューヨーク市場の終値(169.41円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の動きに連れて169.30円まで売られたが、NY引けにかけての底堅さを維持。8時過ぎには169.58円まで買われ、昨日高値169.59円が視野に入る水準で取引されている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.59円 - 156.85円
ユーロドル:1.0807ドル - 1.0815ドル
ユーロ円:169.30円 - 169.58円


(松井)
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