ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、じり安

 13日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルはじり安。2時時点では1.0735ドルと24時時点(1.0771ドル)と比べて0.0036ドル程度のユーロ安水準だった。米利下げ期待の後退や欧米株式相場の軟調推移などを手掛かりにリスクオフの売りが進んだ。欧州政治不安もユーロ売りの材料となり、昨日安値の1.0735ドルを下抜けて一時1.0733ドルまで値を下げた。

 ユーロ円は売り優勢。2時時点では168.37円と24時時点(169.05円)と比べて68銭程度のユーロ安水準だった。リスク回避目的の円買いと欧州政治不安などを受けたユーロ売りが重なり、1時30分前には168.32円まで下げ幅を拡大した。

 ドル円は戻りが鈍い。2時時点では156.84円と24時時点(156.94円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。クロス円の下げにつれたほか、米10年債利回りが4.24%前後まで再び低下したことも重しとなり、156円台後半で戻りの鈍い動きとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.59円 - 157.31円
ユーロドル:1.0733ドル - 1.0816ドル
ユーロ円:168.32円 - 170.14円

(岩間)
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