東京マーケットダイジェスト・20日 ドル小幅高・株まちまち

(20日15時時点)
ドル円:1ドル=158.10円(前営業日NY終値比△0.01円)
ユーロ円:1ユーロ=169.75円(▲0.10円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0737ドル(▲0.0007ドル)
日経平均株価:38633.02円(前営業日比△62.26円)
東証株価指数(TOPIX):2725.54(▲3.10)
債券先物9月物:143.80円(▲0.15円)
新発10年物国債利回り:0.950%(△0.020%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.12900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
         <発表値>   <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
       6536億円の取得超 2兆6486億円の処分超・改
対内株式
       800億円の取得超  3462億円の処分超・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。


(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。朝方に157.92円まで下落する場面があったが、その後は5・10日(ゴトー日)の仲値に向けた買いが観測されるなか、徐々に下値を切り上げた。時間外の米10年債利回りの上昇や日本株の持ち直しなども相場の支えとなり、14時過ぎには158.19円まで買い戻しが入った。

・ユーロドルは小安い。狭いレンジ内での推移となったが、米金利の上昇に伴って1.0732ドルまで下押しした。

・ユーロ円は伸び悩み。日本株の上昇などを手掛かりに169.92円まで買われる場面があったものの、一巡後はユーロドルの下落につれて169.70円まで押し戻された。

・日経平均株価は3日続伸。欧州政治不安から昨日の独・仏株価指数が下落し、投資家心理が悪化したことで日本株にも売りが持ち込まれた。指数は一時300円超下落する場面もあったが、一巡後は徐々に下げ幅を縮小。時間外のナスダック株価指数先物が堅調に推移すると、本日の米国株もハイテク株を中心に上昇するとの期待が高まり、取引時間終盤に上昇に転じた。

・債券先物相場は下落。日経新聞が「財務省は国債発行の年限の短期化や新たな変動利付債の導入を検討する」と報じたことを受け、需給不安が和らぐとの見方から売りが強まった。

(岩間)
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