東京外国為替市場概況・17時 ユーロ円、じり高

 24日午後の東京外国為替市場でユーロ円はじり高。17時時点では171.06円と15時時点(170.86円)と比べて20銭程度のユーロ高水準だった。欧州参入後からユーロクロスが堅調な動きを見せると、過去最高値を付けた4月29日以来となる171円台に乗せた。17時前には171.11円までじり高になった。

 ドル円はもみ合い。17時時点では159.69円と15時時点(159.71円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。クロス円の買いが支えになるものの、欧州通貨に対してドルが売られていることが重しになりもみ合い。

 ユーロドルは小高い。17時時点では1.0712ドルと15時時点(1.0698ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。欧州参入後から買いが優勢になった。17時前には1.0715ドルまで上値を広げ、小高く推移している。なお、6月独Ifo企業景況感指数は88.6となり市場予想の89.6を下振れたが、市場の反応は限られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.62円 - 159.92円
ユーロドル:1.0684ドル - 1.0715ドル
ユーロ円:170.61円 - 171.11円


(松井)
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