ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下値堅い

 27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。2時時点では160.71円と24時時点(160.59円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。NY序盤に付けた160.29円を底に、米長期金利の低下が一服したこともありショートカバーが進行。160.74円付近まで水準を切り上げ、本日高値の160.81円が迫っている。
 なお、アトランタ連銀が発表した米国の国内総生産(GDP)成長率の現時点予測である4-6月期GDPNowは+2.7%と前回の+3.0%から引き下げられたが、特段反応は見られなかった。

 ユーロドルは小動き。2時時点では1.0707ドルと24時時点(1.0712ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。昨日と同様に、NY午後に入ると次第に動きが鈍くなり、1.07ドル台前半でこう着している。

 ユーロ円は2時時点では172.06円と24時時点(172.03円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:160.29円 - 160.81円
ユーロドル:1.0677ドル - 1.0726ドル
ユーロ円:171.39円 - 172.17円


(越後)
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