東京外国為替市場概況・17時 ドル円、もみ合い

 28日午後の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。17時時点では160.92円と15時時点(160.94円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。米長期金利が低下していることで上値をやや抑えているが、東京時間で記録したレンジのほぼ中心値でもみ合い。NY入り後に市場の注目度が高い米PCEデフレーターの発表や、月末ロンドンフィキシングで動意づくことが予想されていることで動きにくい。

 ユーロドルは小高い。17時時点では1.0696ドルと15時時点(1.0690ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利が4.28%台まで低下したこともあり、16時半過ぎに1.0704ドル前後まで買われる場面もあった。しかし、日通し高値には届かず小幅高で収まっている。

 ユーロ円は底堅い。17時時点では172.13円と15時時点(172.05円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルが小高く推移していることで、限られたレンジではあるがユーロ円も底堅さを維持している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:160.65円-161.27円
ユーロドル:1.0685ドル-1.0711ドル
ユーロ円:172.00円-172.38円


(松井)
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