今日の株式見通し-小動きか 米国株は上昇も米長期金利の上昇は重荷
東京市場は小動きか。米国株は上昇。ダウ平均は50ドル高の39169ドルで取引を終えた。高く始まり、失速して一時下げに転じるも、下値は堅くプラスを確保。10年債利回りが大きく上昇する中でもテスラやアップルなど主力のグロース株に買いが入った。ドル円は足元161円40銭近辺と円安(ドル高)に振れている。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて140円安の39530円、ドル建てが90円安の39580円で取引を終えた。
米国株は3指数そろって上昇したが、方向感には欠けた。米10年債利回りが4.4%台まで上昇しており、再び4.5%に接近している。CME225先物は弱めのスタートを示唆しており、米国株の上昇を好感する流れにはならないだろう。米国ではグロース株の動きが良かったがエヌビディアは小幅高にとどまっており、AMDやアームなど半導体株には下落銘柄が多かった。どこに資金を振り向けて良いかがはっきりせず、全体的に出がけづらさが意識されそうだ。ただ、米3指数がプラスで終えているだけに、大きく崩れる展開も想定しづらい。安寄り後は下げ渋り、場中は前日終値近辺での一進一退が続くと予想する。日経平均の予想レンジは39400円-39800円。
米国株は3指数そろって上昇したが、方向感には欠けた。米10年債利回りが4.4%台まで上昇しており、再び4.5%に接近している。CME225先物は弱めのスタートを示唆しており、米国株の上昇を好感する流れにはならないだろう。米国ではグロース株の動きが良かったがエヌビディアは小幅高にとどまっており、AMDやアームなど半導体株には下落銘柄が多かった。どこに資金を振り向けて良いかがはっきりせず、全体的に出がけづらさが意識されそうだ。ただ、米3指数がプラスで終えているだけに、大きく崩れる展開も想定しづらい。安寄り後は下げ渋り、場中は前日終値近辺での一進一退が続くと予想する。日経平均の予想レンジは39400円-39800円。