2日香港株=もみ合いか、強弱材料が交錯

 休場明け2日の香港市場はもみ合う展開か。前日の米ハイテク株高を受けた買いが入る半面、米長期金利の上昇が警戒されそうだ。

 今週は4日が米国の独立記念日の祝日で米株式市場が休場となる。また、先行きの利下げ見通しを巡り週末金曜日に発表される6月の米雇用統計に注目が集まる。香港市場でも様子見ムードが強まると予想する。

 1日のNY株式相場は上昇。アップル、マイクロソフト、テスラなどのハイテク株の上昇が相場をけん引し、ハイテク株主体のナスダック総合は反発し、半月ぶりに終値の過去最高値を更新した。ダウ平均も小幅に反発した。一方、米長期金利の指標となる米10年物国債利回りは前週末比0.07%高い4.46%で終えた。フランスの政治情勢の先行きを巡る過度な警戒感が後退したもよう。
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