欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、小幅安

 2日の欧州外国為替市場でドル円は小幅安。22時時点では161.51円と20時時点(161.61円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが一時4.42%台へ低下したことや、この後に予定されているパウエルFRB議長のパネルディスカッション参加を控えたポジション調整の売りで、161.49円前後まで弱含みに推移した。

 ユーロドルは下値が堅い。22時時点では1.0731ドルと20時時点(1.0717ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。ラガルドECB総裁のパネルディスカッション参加を控えたポジション調整の買いで、1.0733ドル前後まで買い戻しが入った。

 ユーロ円は強含み。22時時点では173.33円と20時時点(173.20円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇に連れて、173.42円前後まで強含みに推移した。

 ドル/加ドルは、時間外のWTI原油先物相場が堅調に推移したことで、1.3717加ドルまで加ドル高に推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:161.41円-161.74円
ユーロドル:1.0710ドル-1.0741ドル
ユーロ円:173.09円-173.60円

(山下)
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