東京外国為替市場概況・10時 ドル円、強含み

 3日の東京外国為替市場でドル円は強含み。10時時点では161.56円とニューヨーク市場の終値(161.44円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。値動きは限られているものの、本日も東京仲値の値決めにかけては円売りが優勢になり161.58円まで強含んだ。また、株高によるクロス円の買いもドル円を支えた。

 ユーロ円は過去最高値更新。10時時点では173.64円とニューヨーク市場の終値(173.48円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。日経平均株価が堅調に始まったことなども支えに、クロス円がじり高になった。ユーロ円は173.69円まで上値を伸ばしユーロ導入以来の高値を更新。ポンド円も2008年以来となる205.05円まで上昇した。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0748ドルとニューヨーク市場の終値(1.0745ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の買いで下値は支えられているものの、1.07ドル半ばを挟んでの小幅なレンジからは抜け出せていない。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:161.39円-161.58円
ユーロドル:1.0743ドル-1.0754ドル
ユーロ円:173.42円-173.69円


(松井)
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