欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 3日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では161.82円と20時時点(161.94円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。6月ADP全米雇用報告は前月比+15.0万人と予想 の同比+16.0万人を下回り、新規失業保険申請件数は23.8万件と予想の23.5万件を上回り、労働市場の緩和が示されたことで、161.79円前後まで弱含みに推移した。米10年債利回りは4.43%台から4.40%台まで低下した。

 ユーロドルは強含み。22時時点では1.0774ドルと20時時点(1.0758ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが4.40%台へ低下していることで、1.0778ドルまで上値を伸ばした。
 ポンドドルも1.2723ドルまで、ポンド円は205.90円まで上値を伸ばした。

 ユーロ円は強含み。22時時点では174.36円と20時時点(174.22円)と比べて14銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇に連れて、174.40円まで上値を伸ばし、ユーロ導入後の高値を更新した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:161.39円-161.95円
ユーロドル:1.0736ドル-1.0778ドル
ユーロ円:173.42円-174.40円

(山下)
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