東京外国為替市場概況・17時 ユーロ円、しっかり

 3日午後の東京外国為替市場でユーロ円はしっかり。17時時点では174.05円と15時時点(173.82円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。欧州株が上昇して始まったことを受けて東京市場からの円安・ユーロ高が継続。一時174.19円とユーロ導入以来の高値をさらに更新している。なお、欧州各国の6月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は強弱入り混じる内容だったこともあり、相場への影響は小さかった。

 ユーロドルは強含み。17時時点では1.0759ドルと15時時点(1.0738ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。欧州株高を支えに買いが散見され、東京午前に付けた1.0754ドルを上抜けて1.0762ドルまで上昇した。

 ドル円は17時時点では161.77円と15時時点(161.87円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。円売りとドル売りが同時進行したため、ドル円自体は161円台後半で方向感が定まっていない。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:161.39円-161.94円
ユーロドル:1.0736ドル-1.0762ドル
ユーロ円:173.42円-174.19円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。