ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円 買い戻し

 3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は緩やかながら買い戻しが継続。4時時点では161.65円と2時時点(161.53円)と比べて12銭程度のドル高水準。緩やかながら160.78円まで下押し後の買い戻しが継続し161.68円近辺まで切り返した。6月11日-12日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表され、同議事要旨では利下げへの確信得るための追加情報が必要との見解が示され、多くの当局者は経済成長の漸進的冷え込みを認識していることが明らかになった。

 ユーロドルは上値を切り下げる。4時時点では1.0780ドルと2時時点(1.0796ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準。ドル売りが一段落し、1.08ドル前後で動きが鈍っていたが、1.08ドル台での上値の重さも意識されると1.0770ドル台まで上値を切り下げた。

 ユーロ円は4時時点では174.27円と2時時点(174.38円)と比べて11銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの売り戻しが重しとなるもドル円の底堅い動きがしたい支えとなり、174円前半で値動きは限られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:160.78円 - 161.95円
ユーロドル:1.0736ドル - 1.0817ドル
ユーロ円:173.42円 - 174.52円


(金)
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