ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下落

 3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下落。24時時点では161.33円と22時時点(161.82円)と比べて49銭程度のドル安水準だった。6月米ISM非製造業指数が48.8と予想の52.5を大幅に下回り、5月米製造業新規受注が前月比0.5%減と予想の0.2%増に反して減少すると米長期金利の低下とともにドル売りが進行。前日の安値161.27円を下抜けて一時160.78円まで下げ足を速めた。

 ユーロドルは堅調。24時時点では1.0806ドルと22時時点(1.0774ドル)と比べて0.0032ドル程度のユーロ高水準だった。米経済指標の下振れを受けて全般ドル売りが優勢になると一時1.0817ドルと日通し高値を更新した。

 ユーロ円は売買が交錯。24時時点では174.33円と22時時点(174.36円)と比べて3銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入ると一時174.52円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けたものの、ドル円の下落につれた売りが出ると173.87円付近まで下押しした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:160.78円 - 161.95円
ユーロドル:1.0736ドル - 1.0817ドル
ユーロ円:173.42円 - 174.52円


(中村)
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