東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上値が重い

 4日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。10時時点では161.44円とニューヨーク市場の終値(161.69円)と比べて25銭程度のドル安水準だった。本邦勢が本格参入した9時過ぎからドル売りが優勢となった。連日東京仲値の値決めにかけてはドル買い・円売りが目立っていたが、本日は米国市場が独立記念日で休場ということもあり仲値での買い戻しも限られ上値が重く、10時過ぎには161.30円まで弱含んだ。

 ユーロドルは小高い。10時時点では1.0793ドルとニューヨーク市場の終値(1.0786ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。対円でドルが売られるとユーロドルも9時過ぎに1.0794ドルまで上昇し、その後も小高く推移。

 ユーロ円は弱含み。10時時点では174.23円とニューヨーク市場の終値(174.42円)と比べて19銭程度のユーロ安水準だった。ドル相場となっていることで方向感はないが、対円でのドル売りの方が下げ幅は大きく、10時過ぎにはユーロ円は174.11円まで弱含んだ。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:161.30円-161.69円
ユーロドル:1.0784ドル-1.0794ドル
ユーロ円:174.11円-174.49円


(松井)
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