東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下げ渋り

 4日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。12時時点では161.44円とニューヨーク市場の終値(161.69円)と比べて25銭程度のドル安水準だった。東京仲値後も円買いが続き、161.14円までドル安円高に傾いた。もっとも一巡後はあっさりと下値を切り上げる展開となり、161.40円台まで水準を戻した。円売り意欲はまだ強いもよう。

 ユーロ円は下落が一服。12時時点では174.14円とニューヨーク市場の終値(174.42円)と比べて28銭程度のユーロ安水準だった。仲値後もドル円や他クロス円とともに下値を試し、173.95円までユーロ売り円買いが進んだ。もっとも大台割れでは下落圧力は強まらず、174円を回復すると174.20円付近まで持ち直した。
 ほか、朝方に206円前半だったポンド円は205.51円まで売り戻された。ただし、こちらも一巡後は205.70円台まで下値を切り上げている。

 ユーロドルは12時時点では1.0786ドルとニューヨーク市場の終値(1.0786ドル)とほぼ同水準だった。10時過ぎに1.0795ドルをつけるも、その後は1.07ドル後半で伸び悩んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:161.14円-161.69円
ユーロドル:1.0784ドル-1.0795ドル
ユーロ円:173.95円-174.49円


(小針)
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