東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下値堅い

 8日午後の東京外国為替市場でドル円は下値が堅い。15時時点では160.69円と12時時点(160.37円)と比べて32銭程度のドル高水準だった。11時40分過ぎに160.26円まで下落したものの、一巡後は徐々に下値を切り上げ160.70円付近まで持ち直し。東京午前で下げた分を戻しただけの方向感に欠ける展開となった。

 ユーロドルはもみ合い。15時時点では1.0823ドルと12時時点(1.0826ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。1.0836ドルまでショートカバーが入り、早朝の下げをほぼ取り戻す動きを見せたが、仏総選挙・決選投票の結果を受けた欧州勢の出方を見極めたいとして一段と買い上げる展開にもなっていない。

 ユーロ円は反発。15時時点では173.91円と12時時点(173.62円)と比べて29銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の買い戻しとともに173円台後半まで持ち直している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:160.26円 - 160.83円
ユーロドル:1.0802ドル - 1.0836ドル
ユーロ円:173.52円 - 174.13円


(越後)
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