ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り

 5日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では160.96円と22時時点(160.94円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。21時30分過ぎに一時160.35円と日通し安値を付けたものの、根強い円先安観を背景に押し目買いが優勢になると161.33円付近まで持ち直した。ただ、東京時間に付けた日通し高値161.40円が目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。

 ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.0824ドルと22時時点(1.0829ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。6月米雇用統計の結果を受けて売買が交錯したあとは徐々に値動きが鈍った。

 ユーロ円は24時時点では174.22円と22時時点(174.29円)と比べて7銭程度のユーロ安水準。ドル円の持ち直しにつれた買いが入ると前日の高値174.49円を上抜けて一時174.50円まで値を上げたものの、3日に付けたユーロ導入以来の高値174.52円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:160.35円 - 161.40円
ユーロドル:1.0804ドル - 1.0842ドル
ユーロ円:173.72円 - 174.50円


(中村)
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