東京外国為替市場概況・12時 ドル円、じり高

 9日の東京外国為替市場でドル円はじり高。12時時点では161.00円とニューヨーク市場の終値(160.83円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。日経平均株価は606円の上昇と大幅高で、41386円まで最高値を更新して前場を高値引け。堅調な株価動向を受けたリスク選好の円売りで、ドル円は昨日高値161.12円をわずかながら上回る161.13円まで一時上昇した。

 ユーロ円も底堅さ維持。12時時点では174.31円とニューヨーク市場の終値(174.08円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。株高・リスク選好の円売りでクロス円も上昇。ユーロ円は174.36円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルはもみ合い。12時時点では1.0826ドルとニューヨーク市場の終値(1.0824ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇にユーロ円が追随した流れを受けたフローが交錯したようで、1.0819ドルまで下値を探った後にNY終値付近へ戻した。限られたレンジの上下だった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:160.73円 - 161.13円
ユーロドル:1.0819ドル - 1.0833ドル
ユーロ円:174.05円 - 174.36円

(関口)
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