東京外国為替市場概況・17時 ドル円、底堅い

 9日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。17時時点では160.91円と15時時点(160.90円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。16時過ぎに160.74円付近まで下押すも、本日安値を前に下げ渋ると160.90円台まで持ち直し下値の堅い動きとなった。
 なお、日銀の債券市場参加者会合(銀行等グループ)では、最終的な国債購入額については、ゼロ、2-3兆円、4兆円などの幅広い意見が出されたことが明らかとなった。

 ユーロドルは小安い。17時時点では1.0817ドルと15時時点(1.0829ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。時間外の米10年債利回りが4.29%台に小幅上昇していることもあり、17時過ぎに1.0815ドルまで小幅に下落。もっとも、本日これまでの値幅はわずか18Pips前後に留まっている。

 ユーロ円は弱含み。17時時点では174.07円と15時時点(174.23円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が小幅ながら下押した局面で174.02円まで安値を更新した。その後は174.20円手前まで戻すもユーロドルの下げが重しなり、上値が重く推移した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:160.73円 - 161.13円
ユーロドル:1.0815ドル - 1.0833ドル
ユーロ円:174.02円 - 174.45円


(川畑)
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